4.13グローバルアクション 「STOP汚染水の海洋放出」

「これ以上海を汚すな!市民会議」(コレウミ)が呼びかけ、全国各地、世界各地で、スタンディング等がとりくまれました。その一部を紹介します。
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フィリピンの漁業者と反原発団体が福島原発の汚染水の海洋放出に反対

(Philstar 4月13日)
沿岸地域の漁業者と「非核・非石炭バターン運動」などの団体が13日、マニラの日本大使館とフィリピン外務省の前で、130万トンの放射能汚染水の太平洋投棄に反対する抗議アクションを行った。漁師のパブロ・ロサレス氏は「日本の計画は、フィリピンの消費者に漁獲物の購入を警戒させ、漁業者の生活に影響を及ぼします」と警告した。「放射能汚染水を海に放出する日本の計画は、人々に食料を供給し、何百万人もの人々に生計の源を提供している海をゆっくりと殺すでしょう」と、日本大使館前で述べた。非核・非石炭バターン運動のコーディネーターであるデレック・チャベ氏は、フィリピン政府に対して、環境への脅威をもたらす日本の計画に反対するよう求めた。

マニラ(日本大使館前)

韓国の市民団体「尹錫悦政権は福島第一原発の汚染水放出に明確な立場を表明せよ」

(ハンギョレ新聞 4月14日)
プサンの複数の市民団体が13日、尹錫悦政権に対して、福島第一原発の放射能汚染水の海洋投棄阻止に積極的にとりくむよう求めた。「汚染水の海洋放出は、日本に近いプサン市民の安全と命を脅かし、漁業者と水産業従事者の生存権を奪うだろう」
プサン(日本領事館前)
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★ノーニュークス・アジアフォーラム通信181号
(23年4月20日発行、B5-32p)もくじ

福島の教訓を生かせ、バターン原発を解体せよ (デレック・チャベ)
 
・「老朽化した原発を延長するな」韓国で集会 (キム・グァンス)

       
・安全な世界、コリ2号機の閉鎖から! 核のない世界へ行進しよう!

      
・ネッカーヴェストハイム原発前に300人のデモ隊が集結 (イェンス・ニシング)


・ドイツ「脱原発」達成

                          
・放射性廃棄物処分場論争がオーストラリア連邦裁判所で開始 (ミシェル・マディガン)

 
・オーストラリアに原子力潜水艦、その多くのリスク (デイブ・スウィーニー)


・台湾第二原発廃止にあたっての全国廃核行動平台意見書

           
・4.13 グローバルアクション「STOP汚染水の海洋放出」

          
・福島汚染水放流阻止のための韓国 YWCA声明


・強行して作った概要調査前の寿都町住民投票はいつ (槌谷和幸)

      
・年度末、柏崎刈羽原発をめぐる状況 (小木曽茂子)

            
・3.10 島根原発2号機運転差止仮処分申し立て (芦原康江)

        
・「被災原発」である女川原発を再稼働してはならない (多々良哲)

      
・ストップ!川内原発20年延長運転、塩田知事に県民投票を望む (鳥原良子)


・高浜原発4号機事故と原発回帰 (宮崎宗真)

              
・老朽原発うごかすな! 関電本店~高浜原発リレーデモ (木戸惠子)

    
・GX脱炭素電源法の問題点 (満田夏花)

ノーニュークス・アジアフォーラム通信は、年6回発行。購読料:年2000円。
見本誌を無料で送ります。連絡ください → sdaisuke アット rice.ocn.ne.jp

福島の教訓を生かせ、バターン原発を解体せよ

デレック・チャベ(非核バターン運動)


 NFBM(非核バターン運動)は、2011年3月11日の福島第一原発事故から12年目に際して、3月11日、12日、18日に一連のイベントを開催しました。これらは、原子力エネルギーが地域社会や地球にもたらす実際の危険や害についての認識を高めるためのNFBMのキャンペーンの一環として実施されました。


 福島原発のメルトダウン、未曾有の大災害は、どんな原発も安全ではないことを証明しました。「歴史の教訓を学べないものは、それをくり返す運命にある」のです。


 NFBMは、フィリピン国民、とくに政府に対して、原発事故から学び、原子力災害の危険と害から国民を守るため、非核の立場を貫くよう、主張しています。


 その意味で、福島原発事故を記憶することは不可欠です。3月11日のNFBMラーニングセッションを皮切りに、12日にはサイクリングイベント、18日にはプレスフォーラムを開催しました。


 12日のサイクリングイベントには、バターン州のさまざまな自治体から50人の若者が参加しました。サイクリングは、バターン原発のゲートから、バランガイ・ナグバラヨン、ポブラシオンに向かってスタートしました。ポブラシオンでは短いプログラムが行われ、サイクリストたちは福島の悲劇とバターン原発の修復に反対するキャンペーンの必要性について議論しました。


 18日には、国内の反原発派の仲間たちとのプレスフォーラムが開催されました。オンライン学習会では、福島原発事故が、人々、公衆衛生、生活、環境に与えた深刻な影響と悲劇に焦点を当てました。また、東京電力の放射能汚染水の太平洋への放出計画についての最新情報も語られました。CNIC(原子力資料情報室)のケイトリン・ストロネル氏が講師を務め、バターンの3人の若者が討論に加わりました。参加者は、バターン州のさまざまなコミュニティや大学から集まった約50人の若者でした。


 同じ3月18日、NFBMはマニラで反原発派の仲間とともに、東京電力が計画している130万トンの放射能汚染水の太平洋投棄の危険性を論じたメディア公開フォーラムにも参加しました。放射能汚染水投棄に反対する声明文が採択されました。日本政府の支援を受けた東京電力の太平洋投棄計画を阻止するために、他の太平洋島嶼国とともにする反対行動計画も発表しました。


 NFBMは、福島原発事故の際、そしてその後も、日本の福島の住民たちが経験した恐ろしい体験を強調してきました。また、NFBMは、バターン原発の再建計画に対する住民たちの長年の反対と決断を強調し、政府に対し、再生可能で安全かつクリーンな、より持続可能なエネルギー源への移行を開始するよう呼びかけています。

バターン原発のゲート前で

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★ノーニュークス・アジアフォーラム通信181号
(23年4月20日発行、B5-32p)もくじ

福島の教訓を生かせ、バターン原発を解体せよ (デレック・チャベ)
 
・「老朽化した原発を延長するな」韓国で集会 (キム・グァンス)

       
・安全な世界、コリ2号機の閉鎖から! 核のない世界へ行進しよう!

      
・ネッカーヴェストハイム原発前に300人のデモ隊が集結 (イェンス・ニシング)


・ドイツ「脱原発」達成

                          
・放射性廃棄物処分場論争がオーストラリア連邦裁判所で開始 (ミシェル・マディガン)

 
・オーストラリアに原子力潜水艦、その多くのリスク (デイブ・スウィーニー)


・台湾第二原発廃止にあたっての全国廃核行動平台意見書

           
・4.13 グローバルアクション「STOP汚染水の海洋放出」

         
・福島汚染水放流阻止のための韓国 YWCA声明


・強行して作った概要調査前の寿都町住民投票はいつ (槌谷和幸)

      
・年度末、柏崎刈羽原発をめぐる状況 (小木曽茂子)

            
・3.10 島根原発2号機運転差止仮処分申し立て (芦原康江)

        
・「被災原発」である女川原発を再稼働してはならない (多々良哲)

      
・ストップ!川内原発20年延長運転、塩田知事に県民投票を望む (鳥原良子)


・高浜原発4号機事故と原発回帰 (宮崎宗真)

              
・老朽原発うごかすな! 関電本店~高浜原発リレーデモ (木戸惠子)

    
・GX脱炭素電源法の問題点 (満田夏花)

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オーストラリアに原子力潜水艦、その多くのリスク

デイブ・スウィーニー(オーストラリア自然保護基金)

オーストラリアは、3月13日、2030年代より、3680億ドル(約33兆円)をかけて米国と英国から原子力潜水艦を購入する契約に署名した。オーストラリアは、核兵器を持たずに原子力潜水艦を保有する唯一の国になる。

これは、間違いなく地域の緊張を高め、オーストラリア国民と近隣諸国にとってのリスクを増大させるだろう。近隣諸国は、AUKUS(アメリカ、イギリス、オーストラリアの三国軍事同盟)に深い懸念を抱いている。オーストラリアは米国の戦争計画に巻き込まれることになるのだ。

生活費の高騰が国中の多くの人々に影響を与え、深刻な環境危機がある中、AUKUSの取引は、人間や環境に対する緊急のニーズから巨額の資金を遠ざける。AUKUSは国会で審議されることもなかった。

また、オーストラリアの港や海域で将来起こりうる原子力潜水艦事故のリスクがある。原子炉で使われる高濃縮ウランへのアクセスに関する深刻な核不拡散上の懸念もある。使用済み核燃料を、何千年もの間、どのように管理するつもりなのか、政府は明確にしていない。

原子力潜水艦導入は、以下のようなリスクにもつながる。

▼オーストラリア国内での原発建設。

▼オーストラリアが核兵器を保有すること、あるいは使用を助長すること。(オーストラリアは、国連の核兵器禁止条約に署名する必要があるのに)。

▼原子力潜水艦の使用済み核燃料の処分を引きがねに、オーストラリアに「国際的な高レベル放射性廃棄物処分場」がつくられること。

これらの可能性も排除しなければならない。

3月31日に、ジャビルカ封鎖闘争25周年記念式典が開催された。1998年3月、5000人以上が非暴力直接行動による封鎖に参加し、500人以上が逮捕された。ジャビルカ鉱山は結局開発されず、ウランはいまだ地中に埋もれたままだ。

何十年もの間、私たちは核のない未来をめざして運動してきた。私たちは、原子力技術が高価で、汚く、危険であり、オーストラリアにとってまったく不適切であることを知っている。

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・安全な世界、コリ2号機の閉鎖から! 核のない世界へ行進しよう!

      
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・オーストラリアに原子力潜水艦、その多くのリスク (デイブ・スウィーニー)


・台湾第二原発廃止にあたっての全国廃核行動平台意見書

           
・4.13 グローバルアクション「STOP汚染水の海洋放出」

         
・福島汚染水放流阻止のための韓国 YWCA声明


・強行して作った概要調査前の寿都町住民投票はいつ (槌谷和幸)

      
・年度末、柏崎刈羽原発をめぐる状況 (小木曽茂子)

            
・3.10 島根原発2号機運転差止仮処分申し立て (芦原康江)

        
・「被災原発」である女川原発を再稼働してはならない (多々良哲)

      
・ストップ!川内原発20年延長運転、塩田知事に県民投票を望む (鳥原良子)


・高浜原発4号機事故と原発回帰 (宮崎宗真)

              
・老朽原発うごかすな! 関電本店~高浜原発リレーデモ (木戸惠子)

    
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