4,262,451票もの強力な反原発票をありがとう、第四原発を終結させ、核のない社会へ

12.18第四原発公民投票(国民投票)で勝利
日立・東芝が原子炉を輸出した第四原発は稼働せず
台湾は、2025年原発ゼロ、アジア初の脱原発に向かいます
下記は台湾の全国廃核行動平台(ネットワーク)の声明(抄訳)です

4,262,451票もの強力な反原発票をありがとう、
第四原発を終結させ、核のない社会へ

2021.12.18 全国廃核行動平台

●「公民投票(原発維持派が提起)は不成立、第四原発の歴史は終結する」

 40年間にわたる第四原発問題は、2021年末の公民投票で426万人が稼働反対票を投じ、ようやく幕を閉じた。(稼働賛成は380万票)
 数十年も第四原発と闘い、最後の1歩まで共に歩んできたすべての人々に感謝します。
 今後も政府を監視し、第四原発の歴史を終わらせよう。

●「原発は過去のもの、エネルギー転換を進めよう」

 原発維持勢力と国民党は「原発が、電力不足と大気汚染を解決し、さらには地球を救うことができる」と主張している。
 しかし台湾はもう、古くて危険な原発について議論する必要はない。エネルギー転換に貴重な時間を浪費するだけでなく、社会的コストを増大させることになるのだ。

●「歴史的正義を貫く貢寮の人々」

 貢寮では27年前に住民投票が行われ、96%という圧倒的な得票率で原発反対を表明したが、法的拘束力がなかったため、貢寮の人々はその後も闘いを続けてきた。
 原発問題を何度も公民投票にかけることは、地元住民にとって不公平である。
 本日の投票では、平均より高い75%の貢寮住民が原発に反対した。貢寮の人々は3世代にわたって、数え切れないほど街頭に出て第四原発に反対し、子や孫のために闘ってきた。
 もし貢寮の人たちの粘り強い努力がなかったら、第四原発は稼働され、台湾は非常に高い核災害のリスクにさらされていたことだろう。
 貢寮の人々が安心した暮らしを手に入れるために、一日も早く第四原発を廃止しよう。
 4,262,451票もの強力な反原発票をありがとう! 共に第四原発を終結させよう!

投票結果を聞く呉文通さん
楊貴英さん
反核自救会の看板と旗、原発予定地前、1988年


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★ノーニュークス・アジアフォーラム通信173号
(12月20日発行、B5-28p)もくじ

4,262,451票もの強力な反原発票をありがとう
  第四原発を終結させ、核のない社会へ (台湾・全国廃核行動平台)    
・台湾公投(国民投票)私見 (とーち)                    
・蔚山、労働組合も高レベル放射性廃棄物特別法案の廃棄を要求 (イ・サンボム)
・地域を核廃棄場にする高レベル特別法案を廃棄せよ (脱核釜山市民連帯)  
・2022脱核大統領選連帯・発足式 (ソン・チュヒ)              
・バターン原発との闘いにどう勝利したか (トネット・オレハス)       
・キンバの放射性廃棄物処分場計画、南オーストラリア州首相は州法を適用すべき
                        (FoEオーストラリア)
・アックユ原発の建設中にくり返される事故 (森山拓也)                                
・東海第二原発いらない! 12.11一斉行動 (志田文広)           
・1600人が参加「12.5老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」は、
・老朽原発を廃炉に追い込む出発点 (橋田秀美)            
・原発マネーの不正還流、検察審査会に約1200名で申し立てます (末田一秀) 
・関電原発マネー不正還流事件告発弁護団・声明(不起訴処分に対する抗議声明)
・『こんど、いつ会える? 原発事故後の子どもたちと関西の保養の10年』
  発刊しました (小野洋) 
・「ほっとかれへん!」と思った関西の《おせっかいな》人々の10年間  (宇野田陽子)
・長谷川健一さんは私たちを励ましている (宇野朗子) 

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